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タイトル戦

3年前に撮影で参加したドキュメンタリー映画『MMA ドキュメンタリー HYBRID』がyoutubeで観れるようになったみたいです。
総合格闘技「パンクラス」の格闘技界初のドキュメンタリーです。

僕は、当時若干22才だった北方大地選手を担当して撮影しました。
6人の選手を監督含め5人のスタッフでそれぞれ担当選手を決めて密着しました。
選手たちとは別に、スタッフ同士でもそれぞれどんな素材を撮ってくるかで意識しあって戦っていました。
限られた密着期間でいかに選手の魅力を引き出せるか。
幸い北方選手は一番若くて勢いがあったので僕が何も仕掛けなくてもとても魅力的な話や顔が撮れたのでした。

そんな大地君が、大地君って言っちゃった、ついに、今週末タイトル戦です!
パンクラス・オフィシャル

僕が結婚して平和にのほほんと目先の仕事だけをこなしている間に、ギラギラとそしてコツコツとトレーニングし戦い続けていた大地君。
辰吉もそうだけど、ほんとすごいよ、そのストイックさ。

最近撮影中にギックリになりそうだったので、地味に腹筋とジョギング始めました。。

映画よければこちらから

『ジョーのあした』

『ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年』監督:阪本順治 @ヒューマントラストシネマ渋谷
阪本順治が天才ボクダー辰吉丈一郎を追い続け引退までのドキュメンタリーを狙ったが20年経っても現役続行中な男のドキュメンタリー。

フィルム撮り、20年同じスタッフで主にインタビューを中心に構成。
ボクシングシーンほぼ無し。
フィルム撮りなので、「よーい、スタート」と「カット」の間で辰吉が話す20年。
90年代Vシネのようなラストカットに痺れる。
サッカーでも映画でもプロレスでも、引退しない人たちってすごいよなぁ。。
ブログも頑張るか。。

『ディアーディアー』

『ディアーディアー』監督:菊地健雄 @下高井戸シネマ
父の危篤に伴い久々に地元で再会した3人兄弟。それぞれの苦悩や孤独などを隠しながら、父の臨終から葬儀に至るまでの間、不可思議な体験をしていく。

監督はこれが劇場長編デビュー作。
これまで錚々たる監督の元で助監督をしていて、この映画を観る前に観ていた『岸辺の旅』でも助監督をしていたみたい。
デビュー作と思えない落ち着いた演出で良かったです。
画面サイズはスタンダードでした。
日本映画で予算ない中デビューするにはこういう身近なお話の人間ドラマを丁寧に描けないと仕事来ないんだろな。
次回作も期待します。